「タントラの光」 — アビナヴァグプタの広大な灯。その輝きのうちに、シヴァ派タントラのあらゆる道、儀礼、哲学が、それぞれの位置と目的を見いだす。
アビナヴァグプタ (西暦950〜1016年頃)は、インドが生んだもっとも完全な知性の一人である — タントラの行者、哲学者、美学者、詩人、そして悟達の師が、一身に備わっている。学者の家にシュリーナガルで生まれ、当時のあらゆる学派の師のもとに学んだ。カウラの法統における彼の師は、かの偉大なるシャンブナータであり、彼は繰り返しその名に礼を捧げている。三つの分野において決定的な著作を残した。トリカ(『タントラーローカ』『タントラサーラ』『パラートリーシカー・ヴィヴァラナ』)、プラティヤビジュニャー哲学(ウトパラデーヴァに対する二大『ヴィマルシニー』)、そして美学(『ナーティヤ・シャーストラ』への『アビナヴァバーラティー』、ドヴァニ論への『ローチャナ』)である。美的な陶酔(ラサ)とは自己自身の歓喜を味わうことにほかならぬという彼の洞察は、いまなおインドの芸術理論を形づくっている。
『タントラーローカ』 — 約5800の詩節から成り、 37のアーフニカ (「日々の課」)に分かたれる — トリカの大全である。とりわけ『マーリニーヴィジャヨーッタラ・タントラ』にその権威を仰ぎ、啓示の全体を次のように編成する。
もしジャヤラタの 13世紀の注釈、すなわち 『ヴィヴェーカ』がなければ、この著作の多くは封じられたままであろう。それがあってこそ『タントラーローカ』は完全な学課となる。アビナヴァグプタ自身も、その精髄をより短い 『タントラサーラ』 へと蒸留した — これが伝統的な入り口であり、スワミジがまず勧める書である。